菊池(きくち)先生  担当:社会のエキスパート
  ― 元SAPIX講師

偏差値20アップの本質は、「物事の本質を探ること」!

永田先生  物事の本質を探ることにこだわる授業をすることに定評がある先生です。
 先生がおっしゃるには「偏差値20アップにはコツがあります。どうせ勉強するのなら4科目分全部を横のつながりを関連付けて理解すべきで、教える側もそこを意識すべきです。 」

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中学受験指導にかける思いは?
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小学校・中学校時代は脳が最も活性化している時期だと思います。その時期をどう過ごすかでその後の人生にかなり大きな影響が出ます。特に首都圏では中学受験の段階でその後の運命が決定されるような気がします。
 昨年(2005年)から少しずつはやり始めた『格差』という言葉。小泉首相が何と言おうと現実に格差はあるし、それが広がっていることを実感せざるを得ません。中学受験の世界を見ても、できる子はよりできるように、できない子はよりできないように差は広がっているように思います。受験しない子、経済的理由などで受験できない子はどうなってしまうのでしょうか。心配でなりません。
 そんな中、縁あって受験ドクターで中学受験指導に携わることができ、とてもやりがいを感じます。小学校時代から勉強させるのはかわいそうだという声がまだ一部にありますが、やる気をもって取り組んでいる生徒と親の期待を受け実際現場で教えているとかわいそうとは思いません。むしろノウハウの整った今現在、中学受験に取り組めることはとてもうらやましいです。
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菊池先生の「こだわり」は?
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意味にこだわる、物事の本質を探ることにこだわる授業をしています。つまり私の授業は哲学的なのです。偏差値20アップにはコツがあります。どうせ勉強するのなら4科目分全部を横のつながりを関連付けて理解すべきで、教える側もそこを意識すべきです。歴史に出てくる何時代に何という人が何という作品を書いたという話は国語の文学史にまた同じことが出てきます。
 
 その一方で、難関校では以前からあったことですが、最近中堅校や中堅下位校でさえ「与えられた条件をもとにその場で解く」タイプがかなり増えてきました。しっかりした基礎力とともに幅広い知識、教養、雑学、好奇心、思考力、頭の柔軟性も必要ということでしょう。これらは私の最も得意とするところなので授業の随所にちりばめるようにしています。
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菊池先生は他の先生とどこが違うの?
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高校は普通科ではなく理数科に、大学は文学部の哲学科(カント倫理学専修)に進学しました。初めから塾教師になるつもりだったので幅広くがむしゃらに勉強しました。おかげで文系にも理系にも精通している人間にはなったつもりです。才能はあればそれに越したことはないが、ないのだったら「慣れ」と努力でカバーすべきだ、という持論のもと、どの分野であれがむしゃらにやることも必要だと説いています。
 勉強以外の話で時々危機管理の話をしたりもします。無人島で山火事に遭ったらどうしたらいいのか。身の回りのもので正確に時間を計るにはどうすればいいか。勉強内容は時とともに忘れ去られていくものですが、10年たっても20年たっても菊池先生が言っていたこのことを覚えている、と言ってもらえるような人間になりたいですね。
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菊池先生が小学生だったころの話をきかせてください。
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生まれは東京なのですが育ったのはほとんど九州です。小学校時代は図工が得意で体育が苦手でした。勉強については初めのころは学校の通知票で5段階評価の 3と4のみ。勉強する割には大してできなかったですね。小5の春休み、つまり小6になる少し前に友達に誘われて塾に行くようになり、ここでカルチャーショックを受けました。楽しくてわかりやすい授業。笑いと緊張の授業。容赦のない小テスト。ここはスパルタ塾だったのです。こんなすごい世界があったのかと驚きの連続でした。俺でも何とかなるかもしれない。もともと勉強はするほうで頭をよくしたいという向上心もあったので勉強の仕方を覚えてどんどん伸びていきました。
 中学受験はしなかったのですが中2の夏休みに親に頼んでラ・サールの編入試験を受けました。九州といえば昔も今もラ・サールなのです。結果は惨敗。1ヶ月間泣き続けました。そのときの悔しさをバネに今でもこの世界でがんばっているわけです。
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最後に、「菊池先生」とは何者ですか?
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アマチュアマジシャン、天体オタク、鉄道オタク、格闘家にしてフォークシンガー。しかして本職は中学受験のプロ講師。こだわり続けた結果さまざまな趣味ができました。自分自身が向上することをいまだにあきらめていないのです。もっと賢くなりたい、もっと強くなりたい、もっとわかりやすいいい授業をしたい。常にいろんなことを考えています。

 

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