| 第二章 長文読解(解き方編1)「問題で何をきかれているのかな?」 |
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前回の「七人の戦士」覚えられましたか? 文章を読み進めるうえで不可欠の要素ですから、いつでも使えるように頭の中にしっかりしまっておきましょう。
さて、今回からいよいよ「解き方編」に入りますが、問題を解くときに最も大切なことはなんだと思いますか? 「うまく答えを書くこと?」 それとも「読解能力?」 確かにそれらも大切ですが、最も大切なことは、
「問題文をしっかり読み、そこで何をきかれているかを把握し、それに従って解答すること」
です。つまり「問題文をしっかり読め」ということです。
「なーんだ。そんなのあたりまえじゃん。」と思うかもしれませんが、意外とその部分に注意を払わない生徒(もしくは払っていると勘違いしている生徒)が多いのです。その結果どうなると思いますか?
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| 問題文をしっかり読まずに問題文を解く。
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| ↓ |
| きかれたこととずれた解答(トンチンカンな解答)を書く。 |
| ↓ |
当然、バツになる。
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ここで問題なのは、本人が間違えたという自覚がなく、「自分ではいい答えを書いたつもりなのにバツをもらってしまった」という不満だけが残り、やる気を失っていくことです。そこまでいかなくても「これから何を書いても点がもらえないのではないか?」という不安な気持ちにさせてしまうことです。よく国語が「あいまいな教科だ」と評されるのも、そのへんに原因があるのではないでしょうか。
早速、問題文を読む作業に入りましょう。
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| (例) 線「そういう自分」とは、どのような人間をさすか? |
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| (例) 線「そういう自分」とは、どのような人間をさすか?

以上でOKです。どうですか? 問題文をしっかり読んだり、 線部をしっかりおさえることで、さまざまな「解答へのヒント」がうかんできませんか? これらのことを参考にして解くことこそ「正しい解答の導き方」になるのです。
それでは改めて、本文でチェックすべき点を書き込んだ文章を載せてみましょう。
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| 上の結果、大まかに次のようなことがわかります。
「筆者は反省はするが、本を読んだり、旅に出たがるそんな自分に満足している。」
↓ いよいよ問題を解きましょう。
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線「そういう自分」とは、どのような人間をさすか。最もふさわしいものを次のア〜エから選び、記号で答えなさい。
ア 旅と書物に明け暮れ、その快楽を追い求めることを第一とし、世間に対応できる意味のある知識を身につけようという意識を全く持たない人間。
イ おもしろそうな本や次に旅する場所を探し、遠くのことをぼんやり考えているために、精神が小さく、またそのことを反省してばかりいる人間。
ウ たくさんの本を読んではば広い知識を身につけ、旅をして多くの風景を見ているために、自分の村を出なかった農民の精神をどこかで見下している人間。
エ 世間に対応できる意味のある知識は少ないかもしれないが、自分の人格に多くの要素を取り込むために、本を読みたがったり、旅に出たがったりしている人間。
後の回で述べますが、選択問題は文章の主旨(テーマ)に沿ったものを選ぶか、沿っていないものを消すか(消去法)で正答を選びます。時間の許すかぎり両者を併用させるのがより確実な方法です。
まず「消去法作戦」で!
ア・イの最後の部分に注目。ア「知識を身につける意識を持たない人間」 イ「反省ばかりしている人間」 両方マイナスイメージですね。プラスイメージのものを選ばなくてはならないので、これらは×。
ウ については「見下している人間」ということば自体マイナスイメージですし、文章中でそのようなことは言っていないはず。主旨にも反するのでこれも×です。
では、余った エ が正解かどうかですが、先ほどチェックを入れた文章と照合したとき、内容がほぼ一致していることに気付きますね。しかも文末が特にマイナスイメージになっているわけではない。その結果、エ が正解となります。
今回はほんの一例ですが、このような方法で答えを導くことができます。後は数多くの問題をこのやり方に従って解くことで慣れていき、大きな成果が上げられるでしょう。
では、次回まで。(次回は第3章「時間内に解けるかな?」です。)
今回のおさらい
1. 前回につづき「七人の戦士」を確認しましょう。
2. 鉄則1〜4をしっかり覚えましょう。
いかがでしたでしょうか。今学習したことを参考に問題を解いてください。そうすれば必ず「1年で偏差値20アップ」といううそのようなことがいとも簡単に起こるでしょう。 |
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